本日はアシュケナージ指揮NHK交響楽団演奏の「ベートーベン交響曲第9番」(第九)を聴きに行ってきました。
第9のCDは何枚も持っていますが、年末の風物詩に乗っかるのが嫌でこれまで避けてきたので、もっと早く素直に行けばよかったと後悔しています。 正直なところ自分にとって第9は難解な音楽で、第2楽章、第3楽章あたりはなぜこのような構成になっているのか理解できない点も多々あるのですが、今日の演奏はそんな疑問を吹き飛ばすほど素晴らしいものでした。 特に第3楽章の繊細さは時が経つのが惜しいと思うほどでした。 第9は気持ちが落ち込んだ時に高揚させてくれる音楽ですが、できれば気持ちが前向きな時に聴かれることをお薦めします。この一年の素晴らしい思い出が次々と思い出されて、感謝と喜びの気持ちでいっぱいになりました。 パンフレットによると今回の公演はCD化されるそうです。また、年末にかけてNHKテレビでも放映されます。 BS2 12月17日 21:00~22:30 ハイビジョン 12月25日 8:30~ 教育テレビ 12月31日 19:00~ 第9を聴きに行く前にはCDで予行演習をしていくことをお薦めします。決定版は1951年バイロイト音楽祭におけるフルトヴェングラーの第9です。モノラル録音のためあまり音質は良くありませんが、演奏の感動度は他を圧倒しています。
by ykuraki
| 2005-12-15 22:26
| Classics
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